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ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科 キケマン属


 春の花
ムラサキケマン


 4月〜5月頃に紫色をした キケマン属特有の筒状花を咲かせます。

ムラサキケマン


 葉は2〜3回羽状に細かく裂ける。山菜の「シャク」に葉が似るが、全草にプロトピンを含み有毒なので注意が必要。

ムラサキケマン


 ウィキペディアには「木陰などの直射日光の当たらない場所に生育する」とあったが、撮影の個体は半日位は陽が当たりそうな開けた場所に生育していた。
 品種としては先端が紫色で筒の部分が白い「シロヤブケマン」と、完全に全体が白い「ユキヤブケマン」があり、本種はシロヤブケマンに近いと思われます。

シロヤブケマン


 ムラサキケマンは越年草でも複雑な生態を持ち、花に出来た種子は6月頃熟し、これが翌年の春に発芽し初夏まで成長した後、地上部は枯れ地下に塊茎を残し、秋になると再び数枚の葉を出して年を越し、春になると花茎を伸ばして花を咲かせるというサイクルで生育しています。

シロヤブケマン




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